インターンでプログラミング習得する落とし穴

  • インターンでお金をもらいながらプログラミングを勉強したい!
  • 有給インターンはハードルが高そうだから、無給や未経験OKのインターンで働きながらプログラミングを勉強してみたい!
  • どんなインターンを選べばいいんだろうか?

プログラミングの勉強に関してこんなことを考えたことはありませんか?

最近ではベンチャーやスタートアップも含めて多くの企業でエンジニアのインターン募集が増えており、学生も現場での実務経験を積みながら技術レベルのアップをしていくことができるためインターンへの参加は非常にオススメです。

しかし、ただ闇雲にインターンに参加すれば成長できるというわけでもありません。
あとから「全然成長できなかった」では、意味がないばかりか時間が勿体無くなってしまいます。

インターン選びで失敗しないように、これからインターンを検討する際に理解しておくべきことや注意すべき点などぜひ参考にしてみてください。

目次

インターンのメリット

給料を貰いながら学べる

インターンシップでは給料が出ることも多く、エンジニアインターンの時給で多いのがおおよそ1200円/1h〜や1500円/1h〜というもの。

インターンであっても昇給制度がしっかり整っていることも多く、勤務歴や業務内の成果によって短期間で時給が2000を超えるケースも少なくありません。

またより高度な仕事、例えばアプリやサービス開発にがっつり参加するようなものであればインターンでありながら、時給3000円を超えることもあります。

仕事の中ではプロのエンジニアと一緒にプロダクトの開発に携わっていくため、これからエンジニアを目指す学生としては実務を学ぶことができるのも魅力です。

就活として内定がもらえるチャンス

新卒一括採用(通称:就活ルール)の廃止が経団連から発表されるまでや現在の大手企業では、インターンシップを実質の就活として優秀な人材を囲い込む人事戦略を取っていることも少なくありません。

そのためインターンシップで人事とコネクションができたり、良い成果をあげられたりすると企業側から声をかけられ就活が始まる前からいわゆる内々定がもらえることもあります。

そうすると、あとは企業の採用活動開始を待って時期が来たら内定の握手を交わすだけということが可能なパターンも当たり前のように多く見受けられます。

現場で必要とされるスキルやレベルが分かる

開発の現場では、普段プログラミングを勉強しているだけでは身につかないチーム開発のスキルやツールなどの技術を学ぶこともできます。

用いる言語や技術なども机上の空論ではなくプロダクトによってケースバイケースで実際に開発を進めていくため、一緒に働くエンジニアのレベルが高ければより実務的な学びが得られるでしょう。

プログラミング言語やその他のIT技術は進歩が早く、エンジニアには新しい技術にも敏感で常にキャッチアップしていく姿勢が求められます。

そういった部分や技術に関しても良くも悪くも現実を知ることができるのもまた魅力のうちなのではないでしょうか?

プログラミング未経験・初心者でもできる?

エンジニアのインターンは未経験や初心者でもできるのか?
という問いに対してですが、結論から言うと答えは「NO」です。

特に皆さんの耳に馴染みのあるようなサービスを作っている会社のインターンには、それまでに長期インターンを経験していたりしっかりと学習を積んで自分の成果物を持ってくる学生が多く自分の優位性をアピールすることが難しい場合が多いです。

もちろん、募集欄には「未経験・初心者歓迎」と書いてあるインターンもあるため全てがNOではありませんが、だからと言ってプログラミングのプの字も知らないでは話になりません。
与えられなければ何もしませんと言っているようなものです。

なので、インターンを探す前にある程度の学習をするのと何か作った経験を積むのがいいでしょう。

成果物やそれまでの実務経験などの行動の軌跡が説得力となって、インターン合格を手伝ってくれるはずです。

無給インターンの落とし穴

先ほど、インターンはプログラミング未経験・初心者でもできるか?
というところで「NO」と書きましたが、可能なインターンもあります。

有給のインターンの場合は採用基準が高く、競合となる学生もある程度勉強してきていたり成果物を持っているケースもあります。
そのため競ってもなかなか勝てないことが多いのですが、無給のインターンなどでは採用してもらえることもあります。

ただし、そういったインターンにすぐに飛びつくのではなく一度考えることが必要です。

これから勉強するという学生の立場からは、たとえ無給でも仕事をしながらプログラミングが学べるというのは魅力的に映るものです。

しかしインターンとは本来仕事であって、アルバイトとは責任の範囲がまた違うという側面があり、能力や適正を活かしてより深く幅広い業務に携われるのです。

もしあなたがインターン生を募集する企業の人事部だとしたら、有給にするほど能力のない人に対して教えるというのは、かなりの教育コストがかかってしまうため教育コストがかからない仕事をやってもらおうと考えませんか?

そのためプログラミング未経験・初心者歓迎でいざ現場に入ってみるとエクセルのデータ入力やちょっとしたマクロなど、能力向上があまり見込めないような仕事に回ってしまうことが多いのです。

ひどい場合にはインターンという聞こえのいい言葉を使って本来社員にやらせたくない雑務をインターン生に無給で任せるというケースも少なくありません。

そういったインターンでは時間が消費されていくばかりで貴重な学生生活が削られてしまうので気をつけましょう。

まとめ

インターンでも無給と有給でこういった違いが出てきます。

IT人材の需要は高く、学生時代のプログラミングのインターンは非常に価値のあるものです。

だからこそしっかりと意義のあるインターンに参加して業務経験を積むために、何かしらの実装経験があるなどある程度のレベルまで勉強するのが良いでしょう。

効率よく勉強して身につける

時間を節約したい、我流でなくどこに行っても通用する技術を身に付けたいという考えもある方は、実際に仕事として開発経験を積んでいるプロのエンジニアが講師をするスクールなども検討してみるのも手ですね。

まずは、自分がどんなことがやりたいかなどのキャリアビジョンを考え、それに対してどんな言語や技術を学べば良いかを考えましょう。

Code Shipでは、キャリアビジョンやそれにあった学習対象・方法など基本的なことから技術的なことまで、無料個別相談にて実際のインターン事例や就職事例なども見ながらアドバイス及びご提案させていただいております。

ぜひお気軽にお越しください。


おすすめ記事