【会社に行きたくない?】在宅勤務で仕事できる職種3選

時代の変化と共に最近では日本でも徐々に増えてきた、いわゆる「リモートワーク」という働き方。

  • 「毎朝、満員電車に乗って会社に通勤したくない」
  • 「会社に行かずに仕事がしたい」
  • 「家事や育児・介護などの都合で、なかなか家を空けることができない」

このような方にとっては一度は考える働き方かもしれません。

ですが実際のところどんな仕事がリモートワークが可能なのか、給料面で通勤する仕事より下がったりすることはないのか、またどの程度のスキルや経験が求められるのかなど、この働き方について分からないことも世間一般ではまだ多いのではないでしょうか?

この記事はそんな方へ向けて、職業の種類、給料や求められるスキルなど今後の就職・もしくはキャリアデザインの参考になればと思い書いています。

目次

リモートワークの特徴

そもそもリモートワークとは?

リモートワークとは、会社ではない別の環境で仕事をする(遠隔で働く)ことを指します。

リモートワークの働き方は従業員が自宅などを職場として働き、通勤する手間を削る代わりにインターネットを介して企業とのコミュ二ケーションを取ろうといった逆の特徴を持っています。

要はフェイスtoフェイスでのコミュニケーションや業務管理より、より働きやすい環境で個人の生産性を上げよう!
代わりにコミュニケーションはIT技術で賄おう!

というのがこの考え方ですね。

ただし、当然ですがどんな仕事でもリモートで働くことができるわけではありません。
まず第一に働く場所の制約がないことが条件になります、要は会社にいなくてもできる仕事である必要があります。

そのため、例えば製造業・建築土木作業・店員などの仕事は一定の設備が必要となり働く場所の制約が発生するため現時点では難しいでしょう。

また社外に持ち出すことや社外からのアクセスが禁じられているような書類や情報に関わる仕事も、現時点ではリモートワークは厳しいなどの特徴があるとお分かりいただけるのではないでしょうか?

メリット

通勤時間がなくなる

リモートワークの最大のメリットは通勤などで途切れ途切れになる時間が、1つにまとまり有効活用できるようになることではないでしょうか。
まとまった時間で仕事や勉強などが捗りますね。

通勤時間は多くの人にとってストレスの原因として上位にランクインすることも多い要素です。

イギリスの研究では仕事の満足度について、1日の通勤時間が20分増えると、給料が19%減るのと同程度の不快感を感じるという研究結果が出ています。

数字で見てみると、このような時間が解消されるというのは大きなメリットですね。

家事育児などと両立がしやすい

育休・産休や介護休暇などに対する社会の認識も最近では受け入れられつつあります。
ですが、片親での子育てや独り身での介護などをしなければならない状況では、あまり通勤に時間がかかる仕事というのはしにくいものです。

場所の制約がなければこうしたパーソナルな問題にも対応でき、両立しながら働くことが可能なのがリモートワークです。

どこに住んでもいい

会社に通勤する必要がないため、勤務先の会社の所在地が東京であっても近郊に住む必要はありません。

インターネットにつながる環境さえあればいいので、山に住もうが海辺に住もうが、また海外に住むことも基本的には自由です。

ですから住む場所や仕事する場所を自分や家族の好みに合わせてリフレッシュがしやすい環境を作ることができるのも魅力ですね。

副業として向いている

最近では本業以外にも収入源を持つために副業をしたいと思っている(若しくはしている)方も多いのではないでしょうか?

しかし、副業をするにあたって仕事終わりの時間や休日を使って決められた場所で仕事をするというのは体力的にもメンタル的にもきついですよね。

副業をする人の中で職場や時間の自由という点はどんな副業をするかという時に優先度の高い指標のようです。

そのためリモートワークができる仕事を副業として選ぶ人も多く、相性がいいと言えるでしょう。

デメリット

徹底した自己管理が必要

これはフリーランスにも同じことが言えますが、仕事場がオフィスではない分働くことに適した環境やマインドは全て自分で作る必要があります。

また、逆も然りで日常と仕事をする空間の境目がないため働きすぎたりストレスになるというケースもよく見られます。

そのため体調不良やモチベーション管理も自分のルールを作るなどして管理していく工夫が必要でしょう。

そのため体調不良やモチベーション管理も自分のルールを作るなどして管理していく工夫が必要でしょう。

状態がわからない

仕事をする上で求められる成果や目標に対する進捗などがフェイスtoフェイスですぐにコミュニケーションが取れない分、自発的な公表がないと分かりづらいということがあります。

会社によってどのようなコミュニケーションツールを導入しているかは様々ですが、今であればSlackやDiscordなどのツール上で積極的に進捗や成果をアウトプットすることが信頼へと繋がっていくでしょう。

リモートワークしやすい職種

ITエンジニア(WEB系)

リモートワークがしやすい職種としてまず一番に上がるのはこのITエンジニアですが、エンジニアと一言で言ってもそこには種類があります。

WEBエンジニア、アプリエンジニア、インフラエンジニア、ネットワークエンジニア、システムエンジニアのように大きく分かれます。

この中でも特にWEB系のエンジニアはリモートワークに向いていると言えます。
ソフトウェア開発の中でもWEB系はハードウェアに依存するシステムが少ないため、統合開発環境など開発に必要となるツールが入っていてインターネットに繋がるPCが用意できれば開発することが可能だからです。

1日を通して基本的には同じ業務をすることが多い点や、成果物であるソースコードやドキュメントに関しても企業のサーバやクラウドで管理しやすい点から、最近では大手企業を中心に最も積極的にリモート化が推進されている職種と言っていいでしょう。

また、週末フリーランスなど副業の手段としてITエンジニアを選ぶ人(非エンジニア含む)も最近は増えてきました。

エンジニアが比較的リモートワークしやすいと言ってもできない場合もあります。
企業の基幹システム開発などの環境構築のハードルが高い分野に関しては個人のPCに開発環境をローカライズしにくいという面から厳しいです。

またSES(エンジニア派遣)で働く場合も多くの場合、客先常駐での勤務となり就業規則なども常駐先に従わなければならない場合が多く厳しいかもしれません。

デザイナー

デザイナーに関しても、ITエンジニア同様に成果物が管理しやすいという特徴からリモートワークには非常に向いている職種と言えます。

さらに、基本的にチームで仕事をするというよりはワンマンで成果物を納品することが多い仕事のため、打ち合わせなどを除けばデザイナーもまた仕事をする場所の自由度は高いでしょう。

ただし打ち合わせに関しては、フェイスtoフェイスでの時間の共有がITエンジニアと比べると重要とされる場合もあります。

成果物の評価がビジュアルや使いやすさ重視という特性上、明確な基準が存在しないことが多く細かいニュアンスやコンセプトを固めるためにも意見をすり合わせることが必要になるでしょう。

マーケター

最近では副業として企業や個人サービスのマーケティングをコンサルティングする人が増えているという点から、マーケターもまたリモートワーク向きの職種と言えるでしょう。

マーケティングの仕事の目標は成約率アップやWEBコンテンツのPV数アップ、集客数アップなどになりますがこれらを実現するためには市場のニーズを的確に把握し、施策を打っていく力が求められます。

現代で主流のWEB上のビジネスにおいて市場のニーズというのは、WEBツールなどを使って分析することが多いためどこで仕事をしても成果を上げられるという点があります。

求められる経験やスキルは?

リモートワークは情報や成果物・進捗の共有などを基本的にツールで管理しますが、通常業務中は一人で進めるためある程度業務への理解が必要となります。

もちろん通勤する仕事のように同じ空間に上司や同僚がいるわけではありません。
ですから何か分からないことがあった時に、業界経験が浅いからという理由で手取り足取りというわけにはなかなかいきません。

そのため基本的には2~3年以上の業務・業界経験や企画提案力・高い自己精査力(品質をチェックする力)が欲しいとされる場合が多いです。

ただし発展途上の段階ではありますが、最近ではWEB系の会社でITエンジニアを中心に新卒からフルリモート勤務を試みているベンチャー企業も存在します。

業界未経験であってもプロダクトを開発するスキルさえ高められればそれなりにチャンスはあると言えるでしょう。

共通点:リモートワークはプログラミングと相性抜群

リモートワークがしやすい職業として、「ITエンジニア」「デザイナー」「マーケター」などを紹介しました。

ITエンジニアはもちろんですが、実はデザイナーやマーケターはプログラミングスキルととても相性のいい職業として有名です。

デザイナーという職業はWEBデザイナーを指すことが一番多いほどに、IT寄りになっています。
企業のWEBサイトやメディアをデザインする仕事では、フロントエンドの開発・実装まで一貫して任されることも多くなりました。

そのため給料が多くない職業としても認知度があったデザイナーですが、現在ではプログラミングができるとハイクラス人材として高い給料が払い出されることも多くなってきました。

マーケターも同様に、現在ではマーケター=WEBマーケターという認識が強くなってきています。
それほどにWEBという市場が重要視されていることは日々の生活からも推測できるのではないでしょうか。

WEBマーケターの仕事というのは多岐に渡りますが、1つ重要なポイントとしてデータを解析し販促につなげていくという役割があります。

現代では、どこにサービスの企画や改善に役立つ顧客の意見やニーズが転がっているかというと、恐らくほとんどの人がSNSやインターネットなど「WEB上」をイメージすると思います。

では、どのようにして大量のデータを集めるのでしょう。
とにかくたくさん検索して調べてメモして、、、という手段を取るでしょうか?では、どのように大量のデータを分析するのでしょう。

これらの問題を取扱う際にプログラミングを利用するのです。
そのためマーケターの仕事であるデータの解析では、マーケター自身がデータを集め理論を立て、検証し販促に繋げるという一連のビジネスフローをプログラミングを用いて担うことでハイクラス人材として重宝されることができます。

まとめ

リモートワークが可能な職種の特徴をまとめると、「フリーランス化が進んでいる」職種ということに気が付いていただけたのではないでしょうか。

またプログラミングスキルの活躍の幅広さにも気づいたかもしれません。
世界中の企業がWEB上という大きなマーケットにビジネスチャンスを感じ、狙っています。

こうした世の流れの中でプログラミングスキルを修得することは間違いなく今後武器になると言えます。

また、リモートワークをする上では高い自己管理能力と自立した一定のスキルは求められます。

まだまだハードルが低い働き方とは言えませんが、能力アップのモチベーションとしてこういった働き方を目指してみてはいかがでしょうか?

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